放射能耐性に対する一つの暫定的アプローチ
理論と実際がいまだに検証できない段階で、正しいとも、間違っているとも 言えないのです。この事は、自然放射能と人工放射能についても言えるのです。自然界から放出された自然放射能の人体透過によるDNA破断に伴う活性酸素に対して、種々の酸化ストレス防御系を獲得してきた人類の、広義の意味での視点として、ホメオスタシス(恒常性による環境生存適応性)により放射能耐性があると言うふうに考えるのが妥当であるように思われます。例えば、カリウム40について言及されている論文や、書籍、ブログ等々においては、そのように受け取られます。しかし、セシウムに関して、カリウム40と挙動が同じであるということから、安易に問題ないと判断するのはまだ早計ではないかと思われます*1。
チョルノブイリ原発事故における、低線量放射線被爆による疾患と死因の因果関係が判明してきて、0.4μSvから0.23μSv(福島市)への引き下げも起きている昨今においては、科学のエビデンスが追いついていないところもあって、解明できない現状にあったとしても、循環器疾患(脳・心疾患)罹患者と死者が少なくないということからして、福島第一原発におけるINESレベル(国際原子力事象評価尺度)でレベル7と認定された以上、同様の事態想定されることは当然でありましょう。
繰り返しますが、科学的エビデンスが解明されていないのならば、安易に正しいとも、間違っているとも言及できないのではないのでしょうか?安全であるとか、危険であるとか一喜一憂するような日和見情報に振り回されるのではなくて、冷静に観察し、日々艱難辛苦に耐える、当事者である現地の被災者側に立った将来を見据えた、グローバルな情報把握(チェルノブイリ事故、スリーマイル事故、地下核実験等々による近隣住民の低線量放射線被爆情報)に基づいた、リスクを現実に回避する、官民総出の国を挙げての結集した問題解決能力による最大限の手立てを備える事が急務であると思うのです。
*1:DNAの二重螺旋に関しても、物理的側面を指しているので、量子的把握のn重螺旋が必要検討なことは妥当と思われるのです。血液においても、ソマチッドを把握したソマトスコープもありますから。クォークの先に存在するスピリットパーティクル様の素粒子もGLAの高橋信二によって預言されていることからして…。これらの形而上的エンバイランメントビュー…。統計的暫定から統計的確定への狭間で悩む人類の科学。
放射能汚染
冒険心旺盛な私です。なんでもやってみたがリヤ!このサイトも独学で立ち上げています。というか、実は資金難が本音。自分ではベストを尽くしていますが、果たして評価はいかに?
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