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出典:livedoorNews
福岡県が開発したラーメン用小麦「ラー麦」が、11月で販売開始から10周年を迎える。作付面積は12倍の約1800ヘクタールに拡大。使用する店舗は県内だけでも224店と22倍に増え、各地にも広がるなど浸透してきた。県は10周年記念のロゴマークも作り、さらなる普及と人気拡大を目指す。
ラー麦は県農業総合試験場(当時)が2007年度に開発。県の小麦生産量は全国2位だったがラーメンの麺は外国産頼みだった。地元産の新品種「ちくしW2号」が開発され、公募で名称を「ラー麦」と決定。09年11月に販売が始まった。
ラー麦の基準は、タンパク質の含有率が従来の国産より高い12%以上と設定。麺にすればコシが強く、風味や歯切れの良さの特長が引き出される。当初は含有率や品質にばらつきがみられたが栽培技術の向上で安定。食の安全意識などから国産への信頼が高まる中、品質の良さもあって需要が拡大したという。
15年度には輸出が始まり、海外進出したラーメン店も使用。今ではちゃんぽんなどの中華麺や福岡名物のもつ鍋のしめの麺、ギョーザの皮にも使われている。
県は21年度までに作付面積を3千ヘクタールに拡大する目標を掲げる。5~6月に収穫された本年産は少雨高温で日照時間も長く、ここ数年で最も良い出来が期待されている。県水田農業振興課は「ラーメンや加工食品用としても幅広く使ってもらえるように需要を増やしたい」と意気込む。10周年のロゴマークは箸と丼で「10」を表現し、外周には麺を描いたデザインを採用。食関連のイベントなどで活用していく。
■被災地朝倉 農家の励み マルタイが原料に採用
10年前から販売され、人気上昇中の福岡県産のラーメン用小麦「ラー麦」は、九州豪雨の発生から7月5日で2年となる同県朝倉市でも生産が盛んだ。需要の拡大は、被災地で作付けする生産者にとって大きな励みになっている。
市内を含むJA筑前あさくら管内のラー麦の作付面積は約150ヘクタール。九州豪雨で土砂が流れ込む被害に見舞われた市内では、今も作付けができない畑もあるという。同市古毛の畑では5月下旬、林憲昭さん(65)がコンバインに乗って黄金色よりやや茶色いラー麦を収穫した。「例年より良くできちょる」と今年の出来に自信を見せた。
企業の支援も被災地でのラー麦作りを支える。即席麺メーカー「マルタイ」(福岡市)は昨年に続き、同JA産ラー麦を100%使った「ラー麦皿うどん」を発売。風味豊かなパリッとした食感の細麺が特長で、パッケージには「がんばろう!朝倉」の文字や、市内にある国史跡「三連水車」がデザインされている。
価格は1袋2人前で248円(税抜き)。全国の量販店などで16万袋を数量限定で販売し、売り上げの一部は九州豪雨の復興支援義援金として同JAに寄付されるという。
収穫したラー麦の高い品質が支持されて用途や販路が広がっていることに、林さんは「生産者にとってはありがたい」と話した。
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